目的別で段階をふむ必要も

チラシは、ただ配れば効果があるわけではありません。 目的を決めてその段階に合わせて配らないと効果が全くなく、時には逆効果になる場合もあります。 たとえば、新聞に挟まれている折り込み用のチラシです。 新聞の折り込み用チラシは、目的別に考えると新しい見込み客に対するモノです。 新聞を見て折り込み広告をチェックしている人に対して、お店やサービスを知ってもらうために配っています。 簡単に説明すると、広く浅く説明をするためのモノといえるでしょう。 そんな目的を持っている折り込みチラシを、顧客のダイレクトメールに同封しても意味はありません。 ダイレクトメールを受け取る顧客は、すでにそのお店やサービスがどのようなモノか知っているからです。 こんな意味のないダイレクトメールを送られてきても、顧客にとってはゴミにしかなりません。 役に立たない情報を送られても迷惑なだけですから、お店やサービスに対して良い印象がなくなってしまうでしょう。 顧客に対して送るダイレクトメールには、さらにお店やサービスを利用してもらうためのチラシでなければいけません。 お店やサービスのことを詳しく知ってもらい、お互いの関係を強化する内容にしましょう。 チラシを作成するときには、目的別に作成してください。 そしてどの段階で配るのかを決めて、最適なタイミングで配るようにしましょう。 チラシを複数作成することによって、広告費が増えてしまいます。 ですが、節約をするあまり効果がないことをしてしまえば、それこそ広告費の無駄遣いといえるでしょう。 しかし目的別に複数作成して、配るときも目的別に段階を踏むことによって、少ない広告費でも最大限の効果を発揮することができるのです。 ダイレクトメールに新聞用の折り込みチラシを同封するのは、お店やサービスを知ってもらいたいという思いかもしれません。 しかし顧客にとってはその思いは無駄にしかならず、重荷に感じることもあるので注意しましょう。